朴三求(パク・サムグ)錦湖アシアナ・グループ会長は10日、ソウルの新羅ホテルで開かれた「韓日ビジネスサミット・ラウンドテーブル(BSR)」で、
「韓日海底トンネル」の建設を提案した。
朴会長はこの日、「韓日海底トンネルが韓中海底トンネルとつながれば、東北アジア全体はもちろん、
今後ヨーロッパとも連結され、ユーラシア大陸を横断する大動脈が完成し得る」と語り、
海底トンネル建設について両国の財界が共同研究すべきだと主張した。
朴会長はヨーロッパを一つにまとめた英仏海峡トンネルについて、旅客2億1000万人と貨物1億7000万トンが往来し、
ヨーロッパ経済活性化の一助になった点を例に挙げた。
この日のイベントには、全国経済人連合会の趙錫来(チョ・ソクレ)会長はじめ
経済5団体の長及び錦湖アシアナの朴三求会長、コーロンのイ・ウンリュル会長、サムスン電子の李潤雨(イ・ユンウ)副会長、
LGのカン・ユシク副会長ら韓国側から15人、
日本経済団体連合会の御手洗冨士夫会長、トヨタ自動車の張富士夫会長など日本側から12人の財界人が参加した。
金栄慎(キム・ヨンジン)記者